寝るときには仰向き寝、横向き寝、うつ伏せ寝など、様々な寝姿勢がありますが、皆さんは自分の寝姿勢が睡眠の質をあげるか気になったことはありませんか?

一般的に考えると仰向き寝が良い寝姿勢なイメージですが、インターネットで検索してみると横向き寝やうつ伏せ寝が良いなんて記事も見かけます。

というわけで、どの寝姿勢が本当に良いのか、メリット・デメリットをあげながら考えていきたいと思います。

仰向き寝をすることのメリット・デメリット

仰向け寝は一番開放感を感じられる寝姿勢で、血液が滞ることなく全身に巡りやすいので血栓ができにくくなります。

また、全身に血が巡りやすくなる事によって冷えを感じにくく、熟睡しやすくなります。

さらに手足を広げて寝れば(大の字)放熱がスムーズに出来、深部体温が下がって寝付きがよくなります。

他にも体が歪みにくいだけでなく姿勢が良くなったり、肺やお腹が上になるので呼吸もしやすくリラックスした状態で眠りにつけます。

ですが、仰向け寝にもデメリットがあります。

それは仰向けになることによって重力で舌が喉のほうに下がってしまい、気道を圧迫していびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になってしまいます。

背中とおしりの間が浮きやすいので腰痛が気になる方にはつらい寝姿勢でもあります。

また、仰向け寝は枕の合う合わないの影響を受けやすく、合わない枕を使っていると頭が不安定でなかなか寝付けずに睡眠不足になってしまうなどの問題もあります。

これらの場合は仰向け寝でも耐圧分散タイプのマットレスにしたり、頭を支えてくれる枕を選ぶようにすると良いのですが、そのような寝具は良い値段がします。

横向き寝をすることのメリット・デメリット


横向き寝は東洋医学では一番疲れが取れる寝姿勢と言われています。

ただ、横向き寝でも左右でその効果が変わるようで、健康に良いのは肝臓があり心臓が圧迫されにくい右側を下にして寝る姿勢だそうです。

左側を下にして寝てしまうと重い肝臓が心臓を圧迫してしまったり、胃から十二指腸、小腸、大腸への出口はすべて右向きなので、左側を下にして寝ると消化の妨げになってしまいます。

なので右側を下にし、さらに足を軽く曲げ身体がS字になるようにすると疲れが取れるというので、横向き寝に慣れてしまっている人は試してみてくださいね。

何故疲れが取れやすいのかというと、この横向き寝にすれば睡眠の質を左右する呼吸が気道を確保されることによってしやすくなり、質の高い睡眠に繋がると言われています。

また腰に負担もかからないので腰痛が気になる方にもおすすめです。

ただ、美容が気になる女性にはほうれい線が出来やすかったり、枕の布が擦れて肌荒れになってしまうなどの嫌なデメリットもあります。

さらに身体が歪みやすい寝姿勢でもあるので、歪みによって血行不良を起こし、新陳代謝の低下、顔がむくむなどの症状も見られるようになってしまうので、楽だからと言って横向き寝ばかりも考え物なのです。

うつ伏せ寝をすることのメリット・デメリット

うつ伏せ寝は身体が歪みやすいだけでなく、心臓病・高血圧・脳血栓の方には命の危険につながるケースもある寝姿勢なので正直おすすめできません。

しかし、腰痛が酷い方やいびきや睡眠時無呼吸症候群に悩んでいる方はうってつけの寝姿勢ともいわれています。

うつ伏せ寝をすれば背中が楽に伸びて負担もかからないので腰の痛みを和らげることができます。

気道が確保しやすいというのも、仰向けの場合、重力で舌が咽喉に下がってしまうのですが、うつ伏せ寝の場合は舌の圧迫感がなく呼吸がしやすくなります。

その結果、睡眠の質が上がるのでうつ伏せ寝もいいという意見があるのだそう。

ですが、胸部を圧迫してしまう寝姿勢なので心臓に負担が掛かりますし、肋骨やお腹、横隔膜などを圧迫して呼吸や血流の流れに影響を及ぼしてしまう危険性があります。

うつ伏せになると首も大きく曲げることになるので首を痛めてしまうこともあります。

うつ伏せ寝のメリットは横向き寝でも得られるものなので、このようなデメリットを考えるとうつ伏せ寝は危険が高い寝姿勢なのでしないほうが良いでしょう。

どの寝姿勢も結局は一長一短だけど…

どの寝姿勢も結局は良いところもあれば悪いところもあるので、体調によって寝姿勢を変えることが大事なのではないかと思いました。

仰向き寝は腰が痛くなりやすいので腰痛が気になるときは横向きやうつ伏せに変えたり、でもこの2つの寝姿勢は体が歪みやすいので仰向け寝になることも忘れずにしたいですね。

ただうつ伏せ寝は命の危険に関わるケースも懸念されているので、できるだけ避けるべき寝姿勢だと言えそうです。

うつ伏せ寝にもメリットはあるもののデメリットを考えると理想的な寝姿勢は仰向き寝、横向き寝だと言えそうです。

寝返りをするのだから眠るときは寝やすい姿勢でいいんじゃないか?

眠っているとき、人は寝返りを打ちます。

うつ伏せ寝の場合は寝返りが打ちにくくなるので、そこは大きなデメリットとなるため、あまり良い寝姿勢ではないと思うのですが、横向き寝・仰向き寝は寝返りできる姿勢なので眠るときは寝やすい姿勢でもいいんじゃないでしょうか。

そのことを考えると、横向き寝も仰向き寝もしやすく、寝返りの打ちやすい寝具を選ぶことも重要です。

正しい寝返りが打てるようにサポートしてくれて、横向きでも仰向きでも身体の一部分に変な負担がかからないような枕を選べば、朝起きた時に体に違和感を覚えることも少なくなりますよ。

快眠枕のほとんどは寝返りのしやすさを考慮しているので、普通の枕よりも朝起きた時に疲れが残っていませんし、おすすめです。